「プロ野球ドラフト会議surpported by リポビタンD」が23日に都内のホテルで行われ、巨人は事前の公表通り竹丸和幸投手(23=鷺宮製作所)を1位指名。競合はなく、2015年の桜井以来10年ぶりとなる単独1位指名で交渉権を獲得した。
阿部慎之助監督(46)は、オレンジ色の勝負ネクタイを結んで運命の日を迎えた。1巡目指名で立石や石垣、佐々木が競合となる中、竹丸は巨人以外から最後まで指名を受けることがなく、単独での1位指名となった。
指揮官は1位指名終了後に報道陣の取材に応じ、まずは「ホッとしました」。その上で本格派左腕に対し、プロの世界で「完投できる投手」を目指してほしいと切望した。現在の左の先発ローテーションにおいてグリフィンが去就不透明、井上も今季後半を不調のまま終えた背景もあり「入るチャンスはいっぱいあるんじゃないですか」と口にし、ルーキーイヤーからのローテ食い込みにも期待を寄せた。
支配下で6選手、育成で5選手と即戦力を中心とした計11選手を指名。「もう100点満点だったんで」(阿部監督)と満足のいく結果で今年のドラフト会議を終えた。フロントの笑顔も絶えない中、来年以降のドラフト戦略においても巨人には〝追い風〟が吹き続けそうだ。
その要因は、22日に球団からポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を容認された主砲・岡本和真内野手(29)の存在にある。
他球団のスカウトの一人は「今の若い子たちは公言こそしないが、当然のように『将来的なメジャー挑戦』が人生設計の中にある。ポスティングを、その球団が容認しているか否かは大きな判断材料にもなっている」と現在のアマ球界事情を説明。さらに「巨人はこれまでポスティングを原則認めていなかったが、岡本の意思を尊重して送り出す決断を下したことで、巨人ブランドの人気もまた復活してきそうな気もする」と今後の展望を推測した。
期待値が高い新戦力を想定以上に獲得できた巨人。今後はホープたちのあこがれの球団として、かつてのように再び注目も高まっていくのか。











