今オフにポスティング制度でのメジャー挑戦も視野に入れている巨人・岡本和真内野手(29)が21日、ジャイアンツ球場で練習を行った。

 昨オフにメジャー挑戦への思いを初めて告白。今オフにはポスティング制度によるメジャー移籍を球団と協議しながら熟考していくとみられている。そんな和製大砲の去就については米国でも連日にわたってさまざまな報道が飛び交っているが、この日になって全米記者協会に所属しているフランシス・ロメロ記者が自身のXで「複数の関係者によると、一塁と三塁を守る巨人の岡本は今オフでのポスティング制度を利用した移籍はないと確信している」と投稿するなど情報が日々入り乱れている。

 一連の報道に対し、この日の岡本は困惑気味な様子で「分からないですよ。俺、別に何も言ってないのにな…と。もともと自分で『行く』とも言ってないですしね。言えないですよ、何も。球団の許可が必要なもので、僕がどうこうできる話じゃないので」と戸惑いを隠せなかった。

 本人はもちろんのこと、日米の野球関係者も巻き込む〝岡本狂騒曲〟。だが、その慌ただしさは今年のレギュラーシーズン中から既に始まっていた。それは、ある日の本拠地公式戦での出来事だった。岡本のプレーを確認しようと試合前のチーム練習から姿を現したのは、日本人選手も所属するメジャー老舗球団のチーフスカウト。ターゲットに定めたG主砲の一挙手一投足を逃すまいと「オカモトはどこだ?」「オカモトは打撃練習をやったか?」「オカモトの状態はどうだ?」とその場に居合わせた記者を片っ端から捕まえまくり、質問攻めにして情報収集を始めた。

 その〝かかり具合〟は異様な光景で岡本とは似ても似つかない球団スタッフを指さし「あれがオカモトか!?」と勘違いするほどで、明らかにスカウティングに躍起になっていた。巨人のチーム関係者は「わざわざ来てくれるのはありがたいけど、せめて顔くらい認識してから来てほしいね…」と苦笑いを浮かべつつも「チーフ格のスタッフが慌てて来日して調査するほどには和真の注目度が高まっているってことですね」とMLB球団の現状を推測していた。

 大きな関心を集めるG主砲の運命は。いずれにせよ、今オフも話題の中心となりそうだ。