ヤンキース専門メディアの「ヤンクス・ゴー・ヤード」は19日(日本時間20日)に「松井秀喜は日本人スラッガー獲得を目指すヤンキースにアドバンテージになるかもしれない」と題する記事を掲載した。この「日本人スラッガー」は今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が濃厚なヤクルトの村上宗隆内野手(25)ではなく、米移籍についてコメントしていない巨人の岡本和真内野手(29)だ。
同メディアは村上がここ数年、三振率が上昇していることから「ヤンキースに完璧にフィットするとは思えない」と断言。「獲得を目指すべき選手」として岡本を指名した。「岡本は右打者で、一塁、三塁、外野を守れる。(一塁手の)ライスの交代要員として、他の複数の守備で活躍できるだろう」
そこで登場するのは松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)だ。「岡本が全キャリアを読売(巨人)で過ごしているということは彼の血筋はヤンキースかもしれないことを意味している」。松井氏は巨人で10年プレー後に2003年にFAでヤンキースに移籍した。「松井秀喜が両チームと現在も関係していることを考えると、彼に影響を与えることができる」と期待を寄せた。
ヤンキースが争奪戦を制して日本人選手を獲得したのは2014年の田中将大(36=巨人)が最後。「ヤンキースは17年に大谷翔平にオファーを断られて以来、成功していない。山本由伸獲得に本格的に取り組んだものの、結局失敗に終わった」
その上で、「ヤンキースは松井が山本と直接交渉したのではなく、ビデオメッセージを利用した。今回、ヤンキースが本当に岡本を獲得したいのであれば、松井と直接対面させるべきだ」。交渉役に松井氏を指名した。
松井氏は18年に宮崎キャンプで直接指導。プロ3年間で1本塁打だった岡本は同年、打率3割9厘、33本塁打、100打点と飛躍している。
岡本の今オフのメジャー挑戦は巨人がポスティングを認める場合のみで、現時点では不透明だ。それでも同メディアは争奪戦になった場合、松井氏の出馬がヤンキースの切り札になると確信している。どうなるか。













