ポスティングシステムでMLB移籍の可能性がある巨人の岡本和真内野手(29)にメッツが興味を示している。破格の補強費を投入しながらもポストシーズン進出を逃し、大改革を迫られている中で懸案となっているのが、一塁手・アロンソとの契約問題だ。

 昨オフ、交渉が難航した末に2年1億2050万ドル(約178億1300万円)の契約で合意。ソトとのコンビを結成し、打率2割7分2厘、38本塁打、126打点の好成績を残した。アロンソ側は残り1年をオプトアウト(破棄)してFAとなることを選択。メッツに対しては新たに7年の再契約を希望していると伝えられている。

 春季キャンプ直前までこじれた契約交渉が再開されることにもなり、球団としては頭が痛い。打撃での貢献は申し分ないとはいえ、問題視しているのが、何度となく足を引っ張ったアロンソのお粗末な守備力。そこで浮上するのがヤクルト・村上宗隆と巨人・岡本だ。米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「市場には他にも一塁手がいる。アロンソがメッツにいなくなる可能性がある。若さとパワーの村上がニューヨークにとって魅力的な代替選手として浮上する。ポジションの柔軟性も確保している」と伝えている。

 しかし、一方で村上は争奪戦が避けられないことで「メッツはより地味で少しだけ費用を抑えた岡本獲得の道を選ぶかもしれない。巧みなコーナー内野手が大騒ぎすることなく一塁手として起用できれば打線は強力になり、資金もほぼ維持できる。長年安定したパワーと勝負強さで打線を引っ張り、実力を示した。2度のゴールデングラブも受賞した完ぺきな一塁手だ。ファンはシティフィールドで長打と頼れる守備を毎日見ることができる」と岡本獲得の〝費用対効果〟を強調している。