J1浦和は21日、18日の横浜M戦(日産)で審判に対して不適切行為を行ったMF金子拓郎のJリーグ規律委員会より下された裁定について報告した。

 金子は横浜M戦の終盤に副審を小突く行為で退場処分を受けた。行為の解釈によってはかなり重い処分が下される可能性があった中、4試合の出場停止と罰金40万円となった。懲罰規定の中で「審判員に対する反スポーツ的行為」が適用され、「暴行」や「威嚇または脅迫」といったこととは解釈されなかった。

 また浦和はクラブ独自の処分として、金子に制裁金を科し、社長の役員報酬の10%を2か月間自主返納、スポーツダイレクターの月次報酬の10%を2か月間自主返納するとした。金子本人から報酬の一部について自主返納の申し出があり、クラブが了承した。

 Jリーグの裁定が決まり、チーム活動から離脱していた金子は22日から復帰する。浦和を通じて謝罪した上で「スポーツマンシップの精神を欠く行為をしてしまったことは、子供たちをはじめとする人々の模範を示すべきプロサッカー選手として決して許されることではなく、自分自身の未熟さを痛感していますし、後悔の念を抱いています」とコメントした。

 さらに「この出場停止期間中、自らの行動を深く見つめ直し、プロサッカー選手としての自覚と責任を再確認していきたいと思います。二度と同じ過ちを繰り返さぬよう自分自身を律し、もう一度、応援してもらえる選手になれるよう精進して参ります」とした。

 堀之内聖スポーツダイレクターはクラブを通じて「本事案を厳粛に受け止め、選手教育の徹底および再発防止に努めるとともに、選手へのサポート体制の強化や、クラブ行動規範の再確認・徹底を進めてまいります」と再発防止を誓った。