阪神・森下翔太外野手(25)が17日、DeNAとの「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」のMVPを獲得した。ファイナルステージ(甲子園)の3試合で打率6割6分7厘(9打数6安打)、1本塁打、3打点と大爆発。この日も7回の第4打席で右翼線二塁打を放つなど4―0の完勝に貢献した。
終わってみれば阪神がDeNAに3連勝。アドバンテージも含めて4勝0敗となり、無傷のまま一気に日本シリーズ進出を決めた。15日の第1戦で0―0の6回には決勝点となる先制適時打で勝利打点。16日の第2戦では延長10回に劇的なサヨナラ本塁打を左翼席に放り込み、チームを勢いに乗せた。
「今日は(高橋)遥人さんがいいピッチングしてくれたんで、展開的にも流れのいい試合だった。(MVPは)本当、自分だけの力で取ったわけじゃない。自分のやってきたことに改めて自信を持てましたし、短期決戦の中でこういうMVPを取らしてもらったことはうれしい」。そう話す若虎の表情には自信がみなぎっていた。
森下は新人だった2023年から3年連続でCSの舞台で本塁打を記録した史上初の選手。同年の日本シリーズでは新人記録の7打点を記録するなど大舞台で無類の強さを発揮している。
残るはあと4勝。藤川監督は「もう4つ、それしかないです。それだけです」と2年ぶり3度目の日本一に照準を合わせている。森下がそのキーマンの一人であることは明白だ。
「ちょっと時間も空くんで、その時間をうまく調整に使って、もっといい状態にしたいなと思います。まだ(日本シリーズの)相手は決まってませんがパ・リーグには交流戦で負け越しているし、強い相手。タイガースの野球ができれば十分に戦えると思っている。セ・リーグの代表として堂々とやりたい」(森下)
熱く、かつ冷静な若虎の言葉の中に2年ぶりの日本一への意欲が込められている。












