池袋のガールズバー「イーウェーブモーニング」の女性従業員(27)に路上で売春させたとして、警視庁保安課は15日までに、売春防止法違反(管理売春)の疑いで、住所不定の店長の男(39)とマネジャーの女(21)の2人を逮捕した。

 男は容疑を否認し、女は「立ちんぼをしているか店長と一緒に確認しに行ったこともある」と認めている。同課は、男が女性が立っているか確認し「立っている場所が悪い」などと暴行を繰り返していたとされる。

 GPS(衛星利用測位システム)端末を持たせて位置情報を監視した上で、新宿区歌舞伎町の大久保公園周辺で客待ちさせた。女性は店の1畳ほどのバックヤードに寝泊まりさせられていたという。女性が7月に売春防止法違反(客待ち)の疑いで現行犯逮捕されたことで発覚した。

 女性は今年5月から7月の約3か月間ほぼ毎日、計約400人と売春し、約600万円を売り上げていた。女性は売り上げを全て男に送金し、男は3000円を女性に渡し、支払いレシートを提出させるなどし、体形維持のために食事内容を管理していたという。

 女性は「身も心もぼろぼろで逃げるという発想がありませんでした」と説明している。

 風俗ライターは「店は朝5時から営業というスタイル。常連客もついており、女性レベルも接客態度も店の雰囲気もいいと評判で、5年続いています。裏でこんなことがあったのを知る人はいないようです」と指摘した。

 続けて「被害女性は半年ほど普通に働いていたようですが、売り上げが落ちてくると、男から容姿を批判され、住居も勝手に解約され、店で寝泊まりするしかなくなった。店で働いても無給で、立ちんぼせざるを得なくなったようです。立ちんぼしている時に挙動不審だったため、警察が声を掛け、売春強制されていたことが分かり、結果、起訴猶予となりました」と語る。