巨人の元監督で評論家の堀内恒夫氏(77)が14日、自身のブログを更新。CS第1ステージで敗退した巨人のオフについて苦言を呈した。

 堀内氏は「自前の選手を育ててほしい」のタイトルでアップ。「巨人軍の2025年シーズンが終わり早速、新聞の一面には巨人『先発補強』との見出しが。調査しているとのことで実際に選手の名前も挙がっていた。先発ピッチャーが足りないのは事実だと思う。そこに異論はない」と補強方針自体には理解を示したものの、「でも、ただ足りないからと言って仕上がっている選手ばかりを集めて固めてしまってはその先がないと思うんだ」とバッサリ。

 もちろんFA補強を否定するつもりはない。「そりゃ自前選手の成長具合で一時的な『つなぎ』が必要な時もあるさ。悪いことでなはい。でも、あくまでも『つなぎ』であってそれは『その場しのぎ』にしかならないし真の強さにはつながらないと思うんだ」と腰を据えた育成を願った。

 すべては古巣を思っての提言だ。「来週にはドラフト会議が行われる。巨人には伸びしろのあるいいピッチャーが毎年入ってきてくれているはずだ。彼らの素質を見抜きどう育てたいかのビジョンを持ち本人にも伝えしっかり育てあげる。今シーズンも中途半端な仕上がりで急きょ一軍のマウンドに上げざるを得ないピッチャーを何人もみてきた。しっかりと育て上げた自前の選手にどんどん出てきてもらいたい」と生え抜き選手が活躍する未来を期待した。

「巨人が獲得調査」と報じられた中日・柳裕也
「巨人が獲得調査」と報じられた中日・柳裕也

「これはピッチャーだけじゃなくてね。足りないところを『補強』するならまだしも足りてるところを増やして『強化』しちゃ若いもんがいつになっても出てこれないよ」と巨人フロントに長期的な視野を求めていた。