米国・WWEのPLE「クラウン・ジュエル」は、11日にオーストラリア・パースで開催され、イヨ・スカイ&リア・リプリーが、因縁のカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)に快勝した。

 イヨ、アスカ、カイリの3人はユニット「ダメージCTRL」時代から続く盟友だったが、イヨは宿敵リアと共闘するようになった。これに激怒した〝明日の女帝〟アスカとの間に亀裂が入り、女帝はイヨへの介入を強めた。

 前々回ロウではイヨに毒霧を噴射すると、イヨも盟友2人と決別を決断。リアとのタッグでカブキ・ウォリアーズとの決着戦に臨むことになった。一方でカイリは女帝から〝パワハラ〟まがいの扱いを受けており、複雑な関係になっている。

 序盤から大歓声を受けたイヨとリアに、アスカとカイリは奇襲を仕掛ける。イヨは強烈なドロップキックをアスカにさく裂させると、場外に落ちた女帝に鮮やかなトペ・スイシーダを見舞った。

 だが、試合運びはWWE女子タッグ王座獲得2度のカブキ・ウォリアーズが勝る。場外で巧みな連係を見せ、アスカがイヨにハイキック。カイリもフライングカブキエルボーから、激しくチョップを打ちつけた。

 アスカはイヨの後頭部を踏みつけてから「ワシをリスペクトせい!」と叫び、制御不能ぶりを発揮。アスカ&カイリの連係は冴えまくり、大ブーイングを浴びながらイヨをローンバトルで追い込む。なんとか耐え抜いたイヨはアスカにフラップジャックを決めてリアと交代。地元の大声援を受けたリアがすさまじい破壊力で、カブキ・ウォリアーズを蹴散らした。

 ダメージを回復させた逸女も、カイリに得意のミサイルキック。場外のアスカ&カイリにはムーンサルトアタックだ。カイリにムーンサルトプレスを決めたものの、アスカが入って3カウントを許さない。カブキ・ウォリアーズはアスカがドラゴンスリーパーの体勢からカイリがインセインエルボーを放つ合体技を披露すると、イヨもスワンダイブ式ミサイルキックでアスカを吹っ飛ばし、会場は「これぞ名勝負!」の大チャントだ。

 和製スーパースター3人と世界的な人気を誇る、リアのハイレベルな攻防は、リアのビッグブーツを、エプロンのカイリがアスカを突き飛ばして自ら被弾した。この一撃が効いて、リアのリップタイド(変型ボム)からイヨのムーンサルトプレスの〝黄金連係〟で、カイリから3カウントを奪った。

 イヨとリアは歓喜の抱擁をかわすも、女帝は場外でぼうぜん。果たしてイヨとアスカ&カイリの確執は、これにて終了するのだろうか?

 この日の「WWE クラウン・ジュエル 2025」は「ABEMA」にて生中継された。