新日本プロレスの海野翔太(28)が、IWGPタッグ王座(現王者はYuto―Ice&OSKAR)初挑戦に秘める思いを明かした。

 海野は上村優也とのコンビでIceとOSKARの「ノックアウトブラザーズ」に挑む。海外武者修行からの凱旋帰国後すぐに「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」に加入し9月神戸大会でタッグベルトを奪取したIceからは「〝いい子ちゃん〟が何調子に乗っとんや」と挑発されたが「本隊だからいい子ちゃんっていうイメージもぶち壊したい。怖い俺たちを見せられるチャンスなのかなと」と反論。「本隊が新日本プロレスを引っ張っていかないといけないと思っているので、今がやるべきタイミング。僕と上村で本隊をもう1回ステップアップさせたいですね」と自信をのぞかせた。

 世代交代が叫ばれて久しい新日本マットにおいて、海野と上村はともに団体の未来を担うべき新世代の中心人物だ。そんな2人がタッグ戦線に打って出ることの意義について海野は「仲良しこよしするつもりはないですし、お互いに刺激をし合って成長していく、いいタッグチームになれるんじゃないかという予感はあります。こういう経験が後々生きてくると信じてますし」と説明する。「もちろん一番欲しいものはIWGP世界(ヘビー級王座)ですけど、お互いにタッグをキッカケにシングルに行くのもありだと思いますし。辻(陽太)でも成田(蓮)でもゲイブ(キッド)でもなくて、新日本の黄金カードは海野VS上村にしないといけないと思ってますから」と未来を見据えた。

 団体の歴史を振り返れば、2004年には棚橋弘至と中邑真輔が次世代エースコンビとしてIWGPタッグ王座を獲得し、後のライバル関係につながっていった。海野と上村の物語もタッグ戦線から大きく動き始めるのか、注目だ。