ドジャースの大谷翔平投手(31)は8日(日本時間9日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)に「1番・DH」で先発出場し、5打数無安打だった。先発した山本由伸投手(27)が5回途中6安打3失点で降板し、ポストシーズン6試合目の先発で初黒星を喫した。チームは2―8で敗れ、対戦成績は2勝1敗となり、NLDS突破は第4戦に持ち越しになった。

 初回先頭、右腕ノラのカウント1―2からの4球目、内角の79・4マイル(約127・1キロ)のナックルカーブをミスショット。高々と打ち上げた左飛だった。

 先頭エドマンが2番手の左腕スアレスの初球を左翼席に先制ソロを放った直後の3回は初球、内角の92・7マイル(約149・2キロ)のシンカーにタイミングを外され一ゴロに倒れた。一方、4回にNLDSでここまで無安打だったシュワバーが右翼へ455フィート(約138・1メートル)の同点ソロ。

 1―3の5回一死無走者はフルカウントからの6球目、内角低めの82・1マイル(約132・1キロ)のスライダーにバットは大きく空を切った。

 7回二死無走者はカウント1―1からの3球目、内角の91・4マイル(約147キロ)のシンカーを逆方向へ振り上げた。角度36度、打球速度103マイル(約165・8キロ)で左翼へ伸びたがフェンス際で捕球された。飛距離362フィート(約110・3メートル)でスタットキャストは4/30と判定、皮肉にも敵地シチズンズバンク・パークでは柵越えの当たりだった。

 8回に4番手のカーショーがリアルミュートにソロ弾、ターナーの2点適時打、シュワバーのこの日2本目の一発となる2ランを浴び、5失点。

 2―8の9回二死一、三塁で5番手の左腕バンクスの初球、外角の82・3マイルのスイーパーを打ち上げ、浅い右飛に倒れた。

 エース山本で勝ち抜けなかったのは残念だが、9日(同10日)の第4戦、超満員の本拠地のファンの前でリーグ優勝決定シリーズ進出を決める。