カブスの鈴木誠也外野手(31)は8日(日本時間9日)に本拠地シカゴでのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)第3戦に「4番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。チームは4―3で逃げ切り、対戦成績を1勝2敗とした。
初回、先発タイヨンがいきなり一死満塁のピンチを招き、フリリックの犠飛で1点を先制された。しかし、直後に先頭ブッシュが右翼へソロを放ち同点に追いつくと、2番ホーナーが中前打、3番タッカーが四球を選び、無死一、二塁。先発右腕プリースターのフルカウントからの6球目、93・5マイル外角シンカーを右翼ポール際へ高々と運ぶが、右翼手フリリックがスライディングキャッチ。観客席からタメ息が上がった。しかし、二死後、6番クローアームストロングが右前2点適時打を放ち、3―1と勝ち越した。暴投で1点を追加し、4―1とリードを広げた。
3回、先頭は3番手の左腕キンタナのカウント3―1からの5球目、92マイルの真ん中低めのシンカーを捉えると弾丸ライナーは左中間を破る二塁打となった。打球速度117・3マイルはメジャー移籍後自己最速だった。中継した米TBSの解説者は「最近9試合か10試合で、鈴木ほど強烈な打球を飛ばす選手がいるとは思えませんね。ボールはまるでロケットのようにバットから放たれ、(外野フェンスを覆う)アイビーに激しく跳ね返りました。またもや鈴木に長打です」と説明。すると実況アナウンサーは「彼は後半戦に入って苦戦を強いられていましたが、ここ10試合のうち9試合で長打を放っています」と続けた。
続くハップが四球で無死一、二塁としたが後続が倒れ追加点を挙げることが出来なかった。
4―2の5回無死一塁は4番手の右腕アンダーソンに空振り三振。4―3の7回二死一、二塁は6番手の右腕パトリックに遊ゴロだった。何とか打ちたい場面だった。
8回二死一、三塁で6番手の右腕ケラーが四球を与えて、満塁とされるも7回に本塁打を放っているバウアーズを空振り三振。イニングをまたいだ9回は三者凡退で終えた。王手をかけられた第3戦に競り勝った。2連勝してNLDS突破だ。












