ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)の投手起用がまたしても物議を醸した。
6日(日本時間7日)に敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズとの地区シリーズ第2戦に4―3で逃げ切り、連勝で突破に王手をかけた。ただ、最後はヒヤヒヤだった。3点リードの9回のマウンドに送り出したのは、前戦でプロ初セーブをマークした佐々木朗希投手(23)ではなく、9月に背信投球を繰り返したブレーク・トライネン投手(37)だった。
試合を中継した「BS NHK」で解説を務めた小早川毅彦氏(63)は、9回のドジャースの攻撃時点でブルペンで投球練習していたのがトライネンだけで「(今日は佐々木は)投げないってことですね」。佐々木に懸念されるのは登板間隔だが、前日5日(同6日)と翌7日(同8日)は試合がない日程だった。
フィリーズ打線は8回まで1得点。小早川氏は短期決戦を勝ち抜く上で「絶対に(気を)抜いちゃダメなんですよ」と力を込め「監督はクローザーと断言はしていませんが、一番後ろが佐々木投手に決まったら落ち着きますよ。その影響が出て、その前を投げる今まで自信をなくしていたリリーフのピッチャーも(調子が)戻ってくる。周りにもいい影響を与えると思いますね」と佐々木を推していた。
だが、指揮官の選択はトライネンで、小早川氏は「レギュラーシーズンよりも良くなってきているようには見えましたが、本来の姿ではないのかな」「本調子だったらいいですけど」「最初の投球次第で佐々木を準備させた方がいいのかな」と危惧していたが、いきなりの3連打で2点を失って降板。なおも無死二塁からベシアを投入し、最後は二死一、三塁から佐々木を送り込む〝綱渡り〟でどうにか振り切った。
結果的には佐々木が2球で2セーブ目をマークしたものの、終盤のブルペンは相変わらずドタバタに見舞われた。佐々木が火事場のマウンドに向かう際、小早川氏は「ただ、行くって伝えていたのか。一瞬、行くの? って感じでしたからね」「これ以上ない重圧ですよ」とも話していた。
8日(同9日)の第3戦は本拠地のドジャー・スタジアムで行われるが、ドジャースの課題は横たわったままといえそうだ。












