MLBから〝令和初の3冠王〟に熱視線が向けられている。NPBは5日までにペナントレースの全日程を終了。ポストシーズンに進めなかった球団は来季に向けた体制づくりを本格化させていく。
そうした中、最も動向が注目される一人がヤクルト・村上宗隆内野手(25)だ。今季は脇腹の負傷で長期離脱を強いられたが、わずか56試合の出場でリーグ3位となる22本塁打をマーク。全143試合に出場した森下(阪神)の23発まであと1本に迫る驚異的な爆発力だった。
村上は将来的なポスティングシステムによるMLB移籍の夢を公言し、承認が必要な球団側もオーナーが後押しすることをすでに明言。あとはタイミングの問題で、今季限りで指揮官を退く高津監督が本拠地最終戦のセレモニーで「ムネ、アメリカ行くのか?」と公然と問いかけたことでも大きな話題となった。
米メディアの間では村上の移籍先としてヤンキースやドジャースなどが候補に挙げられているが、今度はパドレス専門サイト「GASLAMP BALL」が5日(日本時間6日)、「村上宗隆はパドレス打線に不可欠な長打力を提供できるだろう」と獲得を推した。
今季のパドレスは同地区のドジャースに首位をさらわれ、ポストシーズンではカブスとのワイルドカードシリーズに1勝2敗で敗退。悲願のワールドシリーズ優勝への挑戦はあっけなく幕を閉じた。
同サイトは今季の戦いぶりについて「先発ローテーションと一塁手に関する疑問に加え、MLBで本塁打数28位、長打率22位の成績に終わった長打力不足は確実に焦点になるだろう」と指摘。そこでウイークポイントを埋める補強選手として村上に着目し、本職の三塁だけでなく一塁、DHでの起用も考えられるとしている。
また、パドレスにはダルビッシュと松井の日本選手2人が在籍するものの、フラれ続けた歴史もある。「熱心なファンはプレラーGMがNPBから大物選手を獲得したいと考えていることをよく知っている」とした上で「しかし、彼の取り組みはあまり成功していない。2023年に松井を獲得したものの大谷翔平、鈴木誠也、佐々木朗希らの獲得を目指したが、全員が他球団との契約を選択した」と伝えている。
球団としても今度こそ〝リベンジ〟を果たすのか。プレラーGMはシーズン中に来日し、村上が出場した試合を直接視察していたが…。今後も村上の動向から目が離せなくなりそうだ。












