2年連続の戴冠へ。シーズン最終戦となるロッテ戦(5日、ZOZOマリン)に先発予定のソフトバンク・有原航平投手(33)が4日、みずほペイペイドームでキャッチボールなどで調整を行った。

 今季は投手陣が優勝の原動力となったホークス。チーム防御率は2・40とリーグトップの数字だった。それに伴うようにリーグの投手タイトルもホークス勢が多数を占めた。最優秀防御率をモイネロが手中に収めると、大関が最高勝率、松本裕が最優秀中継ぎを確実なものとし、抑えの杉山にも最多セーブの可能性が残されている。倉野投手コーチは「主要なところはほぼ全部(獲得)なので、本当にすごいなと思います」と舌を巻いた。

 そんな投手陣の中で、最多勝の可能性を残しているのが有原だ。シーズン序盤は苦しんだ時期もあったが、気がつけば勝ち星はリーグ2位となる13勝(9敗)。最終戦で白星を飾れば、昨年に続き2年連続の最多勝タイトルを手に入れることとなる。

 右腕には運も味方している。4日にはリーグトップの14勝を誇る日本ハム・伊藤がロッテ戦に登板。勝てば15勝となり、有原の最多勝の可能性は消滅していたが、打線の援護なく伊藤は敗戦投手に。これによりタイトルへの望みがつながった。

 当然、今後のCSファイナルステージに向けても大切な登板となる。有原は「とにかくしっかりした投球ができるように、いつも通り粘り強く投げたい」と意気込んだ。

 2年連続の最多勝獲得となればホークスでは福岡移転後初となる快挙だ。勝利&タイトル獲得で、いい形でシーズンを締めくくりたい。