ヤンキースがレッドソックスとのワイルドカードシリーズ初戦を1―3と落として後がなくなった。2回にボルピの一発で先制したものの、2番手のウィーバーが吉田に逆転打を許した。ジャッジは2安打したものの、クロシェット―チャップマンの前に13三振を喫するなど打線が精彩を欠いた。
試合後のロッカールームには不穏な空気が漂った。この日はジャズ・チザム・ジュニア内野手(27)がスタメン落ち。8回に守備から交代して9回に1打席だけ立って二飛に倒れたが、試合後は明らかに機嫌が悪かった。
地元メディア「SNY」などがチザムに「スタメン落ちは驚いた?」と声をかけるが、背中を向けたまま「まあ、そうだな…」「ちょっとした会話だった。大したことじゃないけどね」「まあ、前へ進むよ」などと素っ気なくつぶやく様子が拡散されている。米メディア「ジ・アスレチック」によれば約2分のインタビュー中、チザムはほとんど使ったことのないユニホームのかかっているハンガーをいじっていたという。
シーズンでは打率2割4分2厘ながら31本塁打、80打点、31盗塁と主力としてポストシーズン進出に貢献した。終盤に打撃が失速し、この日は相手左腕クロシェットとの相性も考慮してブーン監督がベンチスタートを決断。前日にチザムに伝えた。
米メディア「アルバット」は「彼の返答はチーム内に緊張感があるのか、それとも単なる誤解なのか、多くの人を驚かせた。ファンはこの状況がどう展開するかを注視しているだろう。チザムの反応はブーン監督との関係やヤンキースのロッカールームの雰囲気について憶測を呼んだ」と案じているが、後がない短期決戦。やり返すしか道はない。












