ドジャースの大谷翔平投手(31)の3年連続、4度目のMVP受賞を米メディアが確実視する中、米全国紙USAトゥデーの名物記者ボブ・ナイチンゲール氏は29日(日本時間30日)にユニークな私見を披露した。

 今季のナ・リーグMVPは大谷で確実とすると「彼が健康を維持し、人生初めて気持ちが落ち込まない限り、MVPはドジャースのDHで先発投手の大谷翔平にちなんで名付けたほうがいいかもしれない」と提案したのだ。

「この男は毎年、優勝するつもりで、OPS(1・014)、長打率(6割2分2厘)、得点(146)、塁打(380)、長打数(89)でリーグ首位に立っている。そうそう、彼は9イニング当たり、防御率2・87、奪三振率11・9(11・87)の投球もしている」

 最後は「実際、MVPレースで毎年唯一のドラマは誰が2位になるかということ。今年は(フィリーズの)シュワバーだ。大谷のとんでもない活躍がなかったらシュワバーはMVPだったろう」と結んだ。3位はメッツのソトとした。

 たしかに大谷がシーズンを離脱することなく、現在のように投手でサイ・ヤング賞、打者で本塁打王争いするレベルでプレーを続けるとすれば、打者なら70本塁打、打率4割、3冠王、投手なら400奪三振を達成しなければ勝負にならないだろう。

 選手の名前を冠した賞はサイ・ヤング賞(最も活躍した投手を表彰)、ハンク・アーロン賞(両リーグの傑出した打者を表彰)、エドガー・マルティネス賞(最も活躍した打者を表彰)、ロベルト・クレメンテ賞(人格者で慈善活動を精力的に行った選手に贈られる)などがある。引退後などに現役時代の功績を称えて創設、あるいは従来の賞を改称したもので、当然、現役では例がない。
 
 日米のSNSではすでに引退後に大谷の名前を冠した賞を創設すべきとの意見が上がっているが…。ナイチンゲール記者が提案するほど大谷は異次元ということだ。