J1鹿島はエースFW鈴木優磨の〝カツ〟で、優勝へ向けたラストスパートのスイッチが入ったようだ。
きっかけは20日の浦和戦。自らの決勝ゴールでこの試合を1―0と勝利した鈴木だが、ヒーローインタビューで厳しい言葉を並べた。押し込まれる展開を何とかしのいだだけに「厳しいことを言えば、このままでは優勝はできない。先制点取ってから押し込まれ続けるサッカーは必ず限界が来るし、もっと主導権を握ってやらないといけない。大舞台であればあるほどボールを受けるのが怖いという選手が多過ぎた。こういう舞台だからこそやってやろう、ボールをよこせという選手が出てこないとチームは成長しない」とチームメートに苦言を呈していた。
その後は連戦となった中、23日のホーム・C大阪戦に3―1、27日のアウェー・名古屋戦に4―0で快勝。勝利という結果はもちろんのこと、明らかに試合内容もよくなっている。名古屋戦で2ゴールを決めた18歳のFW徳田誉は、チームの雰囲気についてこう証言する。「レッズ戦の後、優磨君のインタビューだったりを含めて、一つになれているし、引き締まっている状態。この状態を維持して最後までいければと思う」。
鈴木本人は〝表〟の場であえて厳しいことを言うことで、狙い通りにチーム状態に誘導したと言える。プレー以外の〝実力〟も発揮した格好だ。












