ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が26日(日本時間27日)の本拠地オリオールズ戦で2試合ぶりとなる52号本塁打を放った。

 1点を追う3回に一死一塁で、左腕ロジャーズの変化球をバックスクリーン下へたたき込む豪快な逆転弾となった。この一発でヤンキース打線に火がつき、8―4で勝利。これでチームはブルージェイズと並び同率首位に浮上した。

 シーズンが大詰めを迎える中、ジャッジの打棒は大爆発。ここ15試合では打率4割4分7厘、8本塁打、打点13、OPS1.606、20四球と驚異的な数字を記録。ヤンキースの成績を分析する「ニューヨーク・ヤンキース・スタッツ」は「ジャッジは1961年のミッキー・マントル以来、15試合で8本塁打と20四球を記録した初のヤンキース選手となった」と報じた。

 ア・リーグの本塁打争いでは60本に達したマリナーズのカル・ローリー捕手(28)に引き離され、残る2試合で逆転は絶望的。ただ打率3割3分、OPS1.145はメジャートップで、ローリーとのMVP争いは混迷を極めている。

 米メディア「スポーティング・ニュース」は「MVPはニューヨーク・ヤンキースのスーパースター、アーロン・ジャッジから少し遠ざかった気がする」と指摘しつつ「マントルは地球上の誰よりも優れた打者だった。それが今のジャッジであり、地球上で最高の打者だ。15試合で8本塁打と20四球は信じられないほどだ。しかし、ジャッジはそうではない。信じられないことをなんだか簡単にやってのける。MVPであろうとなかろうと、野球界にはアーロン・ジャッジのような選手は他にいない」とニューヨークが誇る大砲に敬意を表した。