米国・WWEのPLE「レッスルパルーザ」(20日=日本時間21日、インディアナ州インディアナポリス)で、ステファニー・マクマホン(48)が2026年度の名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りした。〝アメリカン・バッドアス〟ことWWE殿堂者のジ・アンダーテイカーが発表した。

 メインイベントの統一WWE王座戦の前に、テイカーが愛車ハーレーダビッドソンに乗って登場。観客席最前列にいたステファニーと、団体のニック・カーン社長の前で下車すると、場外バリケードを乗り越えてステファニーの横に座った。サングラス姿でマイクを持ったテイカーがステファニーに「俺たちは付き合いが長いよな」などと語りかけ、「準備はいいか?」と夫で団体CCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルH(ポール・レベスク氏)の決めゼリフを放った。

 続けて「君を2026年度WWE殿堂入りの第1号メンバーとして迎え入れることができて光栄だ」と言い、ステファニーに殿堂入りを伝えた。驚きと歓喜が入り混じった表情のステファニーは、テイカーと抱擁。さらにカーン社長ともハグをかわした。殿堂入りは例年通りなら祭典「レッスルマニア」前の2~3月にかけて紹介されてきたが、異例の祭典半年前での発表となった。

 ステファニーは元WWE会長のビンス・マクマホン氏と、現トランプ政権で教育長官を務めるリンダ・マクマホン氏の長女で、少女の頃からWWEで働き始めた。1999年からは番組にも登場。レスラーとしてリングにも上がり、2000年3月にはWWE女子王座を獲得した。

 03年にトリプルHと結婚した後も、裏方としてWWEを支えて要職を歴任。リング上でもロウ、スマックダウンのGMを務めながら、時折試合にも出場してきた。22年7月には父ビンス氏が性加害疑惑で引退したため、会長兼CEOに就任。翌23年1月には父の一時復帰に伴い、同職を辞任していた。

 夫のトリプルHは昨年に殿堂入りしている。大会後のポストショーで妻の殿堂入りに触れ「誰かいい弁護士、知っている?」と笑顔で完全なサプライズ発表だったと告白。続けて「彼女はアティテュード時代、それ以降の時代を象徴する最も象徴的なパフォーマーの一人であり、世界中の多くの若い女性たちにとって、若くてパワフルなエグゼクティブだった」とその功績を紹介。

 さらに「彼女は私の妻であるから、というだけでなく、私たちのビジネスの一部。リング内での活躍はもちろん、舞台裏での貢献も含め、全てにおいてこの栄誉は当然のものだ」と、3人の娘の母親となった愛妻をひたすら褒めまくっていた。

 この日の「WWEレッスルパルーザ2025」は「ABEMA」にて無料生中継された。