サッカー・J1鹿島のは20日の浦和戦(埼玉)に1―0で快勝。FW鈴木優磨が決勝点を決めたが、あえて厳しい言葉でチームメートを鼓舞した。
満員の敵地・埼玉スタジアムの一戦。開始から互いの意地がぶつかり合う中で時間が進んでいったが、鈴木は相手のスキを見逃さない。前半14分、敵陣ペナルティー手前で相手GK西川周作のパスをかっさらい、ゴールへと流し込んで先制点。この1点を守り切って首位に返り咲いた。
しかし、エースの表情には勝利の喜びはなかった。「勝ち点3を取れたのはよかったが、情けないゲームで、これでは優勝はできない。先制点取ってから押し込まれ続けるサッカーは必ず限界が来るし、もっと主導権を握ってやらないといけない。大舞台であればあるほどボールを受けるのが怖いという選手が多すぎた。こういう舞台だからこそやってやろう、ボールをよこせという選手が出てこないとチームは成長しない。厳しいことを言えば、このままでは優勝はできない」。
先制点のシーンについては「浦和さんのビルドアップは、チャンスがある、スキがあると思っていたので、2度追いすればチャンスはあの1回だけではなかった。やり続けることによって、神様が僕にボールをくれた思っている」と振り返った。
また、大事な先制点を終了まで守り切ったことには「苦しい時間帯に全員が体を張って守り切るのは大事なこと。継続しないといけない。優勝するチームはこういう厳しい時間帯をゼロで抑える強さを発揮したが、目指すところは新たなレベル。そこから押し返す、主導権を握るところが出てこないと、90分間ほぼほぼ守備をしてしまうのは厳しいと思っている。内容にこだわって、今日は何人の選手が危機感を持って練習からできるかと思っている。僕自身は危機感を感じている」と厳しい表情だった。
今後に向けては「浦和との試合は厳しくなると思っていた。これを勝てたのは大きいけど、残された試合で優勝できるかは僕たち次第。必ず全部勝ち切って優勝したい」と意気込んだ。











