ノアのシングルリーグ戦「Nー1 VICTORY」Aブロック公式戦(17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)で、清宮海斗(29)が遠藤哲哉(34=DDT)を下して優勝争いに踏みとどまった。
開幕戦でGHCヘビー級王者のKENTAを破る上々のスタートを切った清宮だが、その後マサ北宮、藤田和之戦で連敗。15日の熊本大会で佐々木憂流迦を下して星を五分に戻したものの、もう1敗もできない状況となっている。そんな中、この日はここまで3勝1敗と好調をキープする遠藤との対戦となった。
試合は序盤から両雄の技が交錯する好試合となる。遠藤にカナディアンデストロイヤーをきめられるも同じ技をやり返すなど、一進一退の攻防を繰り広げた。だが終盤、清宮はエクスプロイダー2連発を受ける大ピンチを迎えた。それでも遠藤が続いて放った変型シューティングスタープレスは寸前で避けて自爆させることに成功だ。
そこから反撃に転じると、タイガースープレックスからタイガードライバーとつなぎ大ダメージを与える。そして最後は必殺のスカイウォークエルボーを叩き込んで3カウントを奪った。
試合後、清宮は「遠藤さん、この間の熊本のマイクはかんでましたけど、リング上は、的確で最高の試合ができる熱い選手です。ありがとうございました」と、くさしつつ感謝の弁だ。その上で観客に「次の大阪大会、何月にあるか分かります? 11月ですよ。そのポスター見ました?」と呼びかける。
リーグ戦開幕前、清宮はNー1のポスターでOZAWAに真ん中を奪われ、自身が横向きで印刷されていたことに憤っていた。それが次回の大阪大会のポスターでも自分が横を向いていると指摘して「どういうことだ!? ノアのポスター部隊どうなってるんだ。毎回横向きにして!」と絶叫だ。その上で「こうなったらNー1 VICTORY 2025、なんとしても優勝して、大阪大会のポスター、ど真ん中に変更させてやりますよ!」と意気込み。エゴをさく裂させると「全ては、ノアのために!」と叫び、満面の笑みでまさに狂乱のマイクとなった。
一方の遠藤は「今日の所は俺の負けだ。それは認める。こんなこと言いたくないけど、勉強させてもらったよ。プロレスのことも、そしてマイクのことも。次に当たる時は必ず俺が3カウント取ってやる」とリベンジを誓う。次戦は20日の静岡・アクトシティ浜松大会でマサ北宮との対戦になるが「チェアマン? いろいろノアに対して文句言ってるらしいじゃん。選手会長やらされたり、スカウティング部長やらされたり。でもそれって全部、お前が『ハイハイ』って、受けてきたからなんじゃないの? それってつまり、チェアマンじゃなくてイエスマンってことなんじゃない?」と大胆指摘だ。その上で「次の試合、俺の技なんでもいいよ。ギブアップ、イエスって言わせてやるからな。楽しみにしとけ、イエスマン、マサ北宮…」と告げるのだった。












