阪神・佐藤輝明内野手(26)が、15日の中日戦(甲子園)で2打席連続アーチ&5打点をマークし、スタンドに詰めかけた虎党を沸かせた。

 初回から先制の適時二塁打を放ち、勢いに乗った虎の主砲。1点リードで迎えた3回には、一死一塁から竜先発・松葉の120キロのチェンジアップを完璧に捉えた。打球は高々と舞い上がり、バックスクリーン右に飛び込む37号2ラン。「追い込まれていたんですけど、コンタクトを意識していいところまで飛んでくれました。風もあったので一生懸命走りました」と汗をぬぐった。

 さらには5回二死一塁から2番手・近藤のアウトコース144キロの直球を逆方向へ流し打ち。浜風も味方につけ、レフトポール際に着弾する38号2ランとなった。驚異の2打席連発にスタンドがざわめく中、ゆっくりとダイヤモンドを一周。試合後は、「甲子園で1番入りやすいところなので、そこに飛んでくれてよかったなと思います」とうなずいた。
 
 この一発が甲子園での今季10本塁打目となるとともに、本塁打王独走に拍車をかけた。さらには5打点の大暴れで今季通算96打点とし、キャリアハイを更新。100打点の大台到達に向けては「残り試合も楽しみながら、いけるところまでいけたらと思います」と言葉に力を込めた。

 チームは6―2で快勝し、2年ぶりとなる80勝に到達。セリーグ5球団に勝ち越す〝完全優勝〟に向けては、中日戦残り3戦で2勝となった。