ドジャースのマイケル・コンフォート外野手(32)が12日(日本時間13日)、敵地でのジャイアンツ戦で値千金の11号ソロを放ち、ファンの間に驚きが広がった。

 先発した山本由伸投手(27)は初回一死からアダメズの左中間への二塁打に中堅手・パヘスの失策が絡んで1点を先制された。しかし、その後はまさに〝無双投球〟。糸を引くような直球を中心にジャイアンツ打線を文字通り、2回から6回まで5イニング連続で一人の走者も許さないパーフェクト投球を展開した。打球をまともに外野に飛ばさせることもなく、この回まで1安打、9奪三振と空回りさせた。

 ただ、打線も相手先発・バーランダーの前に沈黙。山本は6回まで援護点がなく「0―1」のまま7回を迎えた。このままいけば山本の快投実らず黒星となってしまったが、7回にコンフォートが初めてスコアボードに「1」を刻んだ。

 この回の先頭打者だったコンフォートは真ん中に入った91・7マイル(約148キロ)の直球を捉え、打球はバックスクリーンへ。打率は2割を超えることなく1割台に低迷しながら、ロバーツ監督は我慢強い起用を続け、米メディアからは今オフの戦力外候補筆頭にまで挙げられていた。

 しかし、山本の負けを消し、日本のファンからはSNSなどに「まさかのコンフォート」「マジか」「コンフォートに感謝」「なぜかおもろい」と驚きの声とともに「コンフォートさん、すみませんでした」「ひどいこと言ってごめんなさい」などざんげも寄せられた。