トランプ大統領に近い保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)がユタ州のユタバレー大学で行われたイベント中に射殺された事件で、12日、犯人が拘束された。ユタ州出身のタイラー・ロビンソン容疑者(22)を父親が当局に引き渡した。米紙ニューヨーク・ポストが12日、報じた。

 カーク氏は10日、トランスジェンダーの人々による銃乱射事件についての聴衆の質問に答えている最中に、約200ヤード(約183メートル)の距離から発射された1発の銃弾で首を撃たれた。防犯カメラの映像によると、犯人は建物の屋上に上って銃弾を発射後、建物の反対側から飛び降りてキャンパスの外に逃げた。捜査は難航したが、

 トランプ大統領は12日、容疑者が父親によって引き渡されたとして「ウイ・ハブ・ヒム(われわれは彼を捕まえた)」と発表した。トランプ氏はトーク番組「フォックス・アンド・フレンズ」の生放送のインタビューで語り、12日午前8時のわずか数分前に聞いたと語った。

 トランプ氏は「彼に非常に近しい誰かが彼を密告した。容疑者の父親が法執行機関に携わる大臣を通じてそのことを伝えた。彼が有罪判決を受け、死刑判決を受けることを願っています。チャーリー・カークは最高の人間でした。こんな目に遭うべきではありませんでした」と語った。

 トランプ氏は容疑者の身元を明らかにしなかったが、ニューヨーク・ポスト紙は、ロビンソン容疑者氏であることを確認した。

 また、ユタ州知事スペンサー・コックス氏は「ウイ・ガット・ヒム(われわれは彼を捕まえた)」と発表し、11日午後10時に逮捕を行ったという。

 ロビンソン容疑者は家族に引き渡されたが、家族によると容疑者は「憎しみに満ちていた」という。そして、容疑者は父親に自分が殺人犯であることを告白したという。

 ロビンソン容疑者は、銃撃事件の数日前から「憎しみに満ちていた」と家族の友人が語った。

 使用されたのは、ボルトアクションライフルで、キャンパス近くの森でタオルに包まれた状態で捜査員により発見された。ライフルの薬室で見つかった弾丸には、「おい、ファシスト!捕まえろ!」などと記されていたという。