米メディアの「クラッチポインツ」は11日(日本時間12日)にドジャースの大谷翔平投手(31)は「歴史的な快進撃でケン・グリフィー・ジュニアを上回った」と報じた。

「大谷は野球界の常識を覆し続けている。ドジャースの強打者は、打席でのパワーだけでなく、稀有なスピードも持ち合わせている。昨シーズン開幕以来、大谷は102本塁打を放ち、77盗塁を記録。これほどのパワーと卓越したスピードを兼ね備えた選手は歴史上、他にいない。全盛期のケン・グリフィー・ジュニアさえもしのぐこの成績は、大谷翔平がナ・リーグMVPにふさわしい理由をこれまで以上に強固なものにしています」

 メジャー通算630本塁打で、資格1年目の2016年に99・3%の得票率で米野球殿堂入りしたグリフィー・ジュニアは1998年と1999年の2年間で104本塁打を放ち、44盗塁をマークしている。

 同メディアは「その差は歴史的なものだ。大谷はグリフィー・ジュニアが全盛期に記録した盗塁数のほぼ2倍を記録した。強打者がこれほどの攻撃を担いながら、ベースランニングで大暴れするのは稀有なことだ。この記録は野球史上最も類を見ないものだ。打撃と盗塁で試合の流れを変える彼の能力は、他のどのチームにも匹敵しないほどのプレッシャーをかけている」と解説するとこう続けた。

「このパワーとスピードのバランスこそが、彼をレジェンドたちとさえも隔てる。それは単なるハイライトシーンではなく、2シーズンにわたる圧倒的な強さの持続だ」

 米メディアでは連日、ナ・リーグMVP予想を伝えている。3年連続、4度目の受賞を目指す大谷は最有力候補だ。同メディアは「MVP候補をめぐる議論は日を追うごとに高まっている。彼の活躍は投票者が求める条件を全て満たしており、ドジャースの歴史に名を刻むことは既に確実だ」とまとめた。