セ・リーグ独走Vを果たした阪神で、プロ3年目で主軸として出場し続けた森下翔太外野手(25)は、就任1年目の藤川球児監督(45)へ絶大な信頼感を口にした。
「勝っていることが全て。選手たちの技量もありますが、まとめる監督次第で方向性は変わると思うので素晴らしいなと」
指揮官は選手のコンディションを最優先に考え、練習や調整法を柔軟にコントロール。ハーフパンツ&スパッツでの練習を解禁し、シートノックを減らすなどさまざまな〝改革〟も行ってきた。背番号1も「すごく理解度が高いなと思うし、自分たちにとってありがたいです」と感謝した。
岡田政権2年目だった昨季は7月に二軍調整を経験するなど、一軍の舞台で1年間活躍できない悔しさも味わった。今季も7月に得点圏打率が1割1分5厘まで落ち込むなど、状態が上がらない時期もあったが、若き虎将に信じて起用し続けてもらった。
「(藤川監督は)状態が悪くてスタメンを外すことも考えたかもしれませんが、使い続けてくれて。それがあるからこそ今の自分があると思います」。その期待に応え、ここまでの20本塁打、80打点はいずれもキャリアハイだ。ともにトップの佐藤輝明内野手(26)に次ぐリーグ2位の成績となっている。
本塁打と打点では成長を証明したが、森下は「打率が難しいなと。1打席目は得意なボールを打てたけど、苦手なボールで攻められてるから3打席以降は打てないというケースが多いんで。本当に技術不足かなと思います」と現状に満足することなく課題も口にした。
頼れる指揮官の下、成長を遂げた若虎。美酒に酔いしれ、2年ぶりの日本一に向けて万全の態勢を整える。












