「第32回WBSC U-18ワールドカップ」が5日に那覇で開幕し、2連覇を目指す1次リーグA組の日本代表は沖縄セルラースタジアム那覇で行われたオープニングラウンド初戦でイタリア代表に4―1で白星発進した。
そして2日目となる6日は韓国戦。いきなり強敵とぶつかるが、今大会に多く詰め掛けているMLB関係者は「今後ののびしろは別」と前置きした上で「今のスケール感だけで言えば、日本よりも断然、韓国の方が上」と言い切った。パワーでは完全に韓国に分があるとみており、登録メンバーからも一目瞭然だという。
侍ジャパンで身長180センチ以上の選手は投手で石垣元気(健大高崎=180センチ)、下重賢慎(健大高崎=183センチ)、中野大虎(大阪桐蔭=180センチ)、早瀬朔(神村学園=185センチ)の4人。野手では藤森海斗(明徳義塾=180センチ)、今岡拓夢(神村学園=180センチ)、川口蒼旺(神戸国際大付=183センチ)の3人となっている。一方の韓国代表は2人を除いて全員が180センチ以上。体重も多くの選手が80キロ以上で〝プロ並み〟の体を誇っている。
中でもMLBスカウトが熱視線を送るのは、エースナンバーの「18」を背負う北一高の3年生右腕、パク・ジョンヒョン投手だ。188センチ、95キロと恵まれた体格で最速は157キロ。2017年のWBCで韓国代表の内野手だったパク・ソンミンを父に持ち、往年の名プレーヤーを超える逸材として国内では高い注目を集めている。
すでに韓国プロリーグのKBO入りを表明し、ドラフト1位指名が確実視されているが、早くも将来的な海外挑戦もうわさされている。
さらに、ポテンシャルではパク・ジョンヒョンを上回るともっぱらなのが194センチ、88キロの大型左腕、ハ・ヒョンスン(釜山高)だ。最速が150キロに迫るだけでなく、長打も打てる外野手として韓国の高校球界では「釜山の大谷」と称されるほどの二刀流選手。投打でプロレベルの可能性を秘めており、2年生ながらMLB関係者は早くも高校卒業後の進路に注目している。
今大会では世代ナンバーワンの一人で投手兼遊撃手の二刀流右腕、キム・ソンジュン(光州高)が5月にレンジャーズと契約金120万ドル(約1億7400万円)で入団し、奬忠高のムン・ソジュンもブルージェイズ入団に向けて出場しない。韓国U-18のトップアマ2人が不在でも、MLB関係者たちの関心は尽きない。
プロ予備軍とも言われる今大会の韓国代表に、侍ジャパンはどんな戦いを見せるのか――。












