バレーボール女子の世界選手権(3日、タイ・バンコク)、準々決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同8位のオランダに3―2で逆転勝ち。2010年大会以来、15年ぶりのメダルに王手をかけた。

 世界選手権2連覇中のセルビアを下したオランダに競り勝った。第1セットは序盤から高さのあるブロックに苦戦。9―13から4連続得点で一度は追いつくも、後半に引き離されて失った。第2セットは7―10から8連続得点。主将・石川真佑(ノバラ)のスパイクや北窓絢音(SAGA久光)のブロックなどで奪い返した。

 1―1の第3セットは序盤に点差を広げられると、最後まで流れをつかむことができず、後がなくなった。第4セットは絶好調・和田由紀子(NEC川崎)の強烈なスパイクなどで中盤に追いつく。その後は連続得点で優位に進め、勝負の行方は第5セットに持ち越された。

 運命の第5セットはスタートから3連続失点を喫する嫌な展開。それでも、ラリー戦で石川がスパイクを決めるなど、流れは渡さない。中盤以降は一進一退の攻防となるも、最後は日本の意地が上回った。

 石川は今大会の目標をメダル獲得に設定。決勝トーナメント1回戦後に「コンディションを整えて、それぞれがいい準備をして、いいスタートダッシュができるように準備していきたい」と語っていた。理想通りの展開ではなかったものの、大きな1勝となった。