日本ハムは23日のソフトバンク戦(エスコン)に8―3で連勝。貯金を今季最多の「25」に更新し、首位ソフトバンクとのゲーム差を1・5に縮めた。

 両軍無得点で迎えた2回に打線が爆発した。先頭レイエスが相手先発・有原から、左翼席へリーグトップをひた走る26号ソロ。幸先良く先制すると、直後の無死一、三塁の好機では、万波の中前適時打で追加点を挙げた。

 さらに無死満塁から水野の押し出し四球と、水谷の内野ゴロの間に2点を追加。この回だけで4点を奪、い試合の主導権を握った。

 その後、打線は2点差に詰め寄られた直後の4回にも、清宮の中前適時打で5点目を奪取。この日試合前まで防御率1・50に抑えられていた有原を攻略すると、6回以降もレイエスのこの日2本目となる27号ソロや、石井の一発などで得点を重ね、ソフトバンクを突き放した。

 投げては先発・福島が序盤3回まで1安打無得点の好投。4回無死一塁から牧原に2ランを浴びたものの、降板する5回までに与えた得点はこの2点だけ。6回からは高卒ドラフト1位ルーキー・柴田が3回途中を4安打1失点。最後は金村が9回二死から連打を浴びたものの、無得点で締めた。

 大事な首位攻防3連戦での勝ち越しを決めた新庄剛志監督(53)は試合後、まずは先発した福島のについて「良いピッチングしてくれましたね」と満面の笑み。「前回登板(14日ロッテ戦)の(試合後)ハイタッチの時に『ソフトバンク戦、お前に任せたよ』というのは伝えたので。早く伝えることで準備とかができるので。でも良かった」と大事な一戦での好投に目を細めた。

 また、福島に次ぐ2番手にルーキーの柴田を登板させたことに関しては「僕と小久保監督がドラフト会議で柴田君の人生を決めたので。で、僕がクジを引き当てたので」と説明。「だからソフトバンク戦に1年目に投げさせるってところに、僕は意味があると思った。心臓が(ドキドキして)6センチぐらい出てたけど(笑い)。こんな大事な一戦で投げさせて大丈夫か、という意見もありましたけど、しっかり抑えてくれたので。最後、連打を食らったことも間違いなく(柴田に)プラスになる」とさらなる飛躍に期待を込めた。

 この日の勝利で最低限の目標だったカード勝ち越しを決めたが、指揮官は「2つ取ったら3つ(3連勝)行きたいね。(先発が)モイネロ君と伊藤君…。(試合展開は)2対1でどっちかでしょう。明日チケット取った人はラッキーですよね。明日どうなるか、また楽しみですね」。

 最後は再び気持ちを入れ直し、翌日の決戦に備えていた。