米国・WWEは20日、PLE(プレミアムライブイベント)「レッスルパルーザ」を9月20日(日本時間21日)に、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで開催すると発表した。
米国内では、WWEとPLEの独占配信契約を結んだディズニー傘下の米スポーツ専門局「ESPN」が放送する。ESPNは当初、2026年からの配信と発表されていたが、WWEは「これは当初の予定より早い日程となる」とし、前倒しされた。10月11日の「クラウン・ジュエル」と11月29日の「サバイバー・シリーズ」のPLEも、米国ではESPNの配信となる。
「レッスルパルーザ」はかつてECWで使用された大会名で、WWEでは初めての開催となる。CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは、自身のXに「新しいホーム、新しいPLE、新しい時代。歴史的なパートナーシップ、未来への大きな一歩!!!」と投稿し大きな期待を示した。
同大会には、今年限りで引退する前統一WWE王者のジョン・シナ(48)が参戦を予定。3日のPLE「サマースラム」で衝撃復帰を果たした〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナーと、最後の対戦が実現するかに注目が集まる。他に統一WWE王者コーディ・ローデス、世界ヘビー級王者セス・ロリンズ、CMパンク、ベッキー・リンチらも出場するとした。
大会1か月前に異例の発表となったが、米メディアとプロレスファンをザワつかせたのは「レッスルパルーザ」の開催日だ。同日には米国・AEWが、カナダ・トロントでPPVイベント「ALL Out」を開催する。開催国は違えど、開始時間はAEWが午後6時に対し、WWEが午後7時(東部時間)とわずか1時間違い。WWEがライバル団体のビッグイベントに、真正面から新PLEをぶつけた形になったのだ。
米紙「ニューヨーク・ポスト」は「ESPN時代でWWE初のPLEが早くも開催され、最大のライバルと直接対決する」と報道。「WWEは、7月にAEWの年間最大イベント『ALL IN』に対抗し、NXTの『グレート・アメリカン・バッシュ』や、ゴールドバーグの引退試合をメインにした『サタデーナイツ・メインイベント』を放送するなど、AEWに対抗するこれまでの試みを継続している」とも伝え、WWEがライバル団体対策として新PLEをあえて当てて、〝興行戦争〟を仕掛けたとみている。
北米で勃発するWWEvsAEWの「直接対決」は話題を呼びそうだ。
WWEは日本国内では「ABEMA」で放送されている。












