新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」の準決勝が16日有明アリーナ大会で行われ、辻陽太(31)がハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)のEVILに拷問の館へと引きずり込まれ、決勝進出を逃した。

 今大会をセコンド介入で荒らし回っているEVILに対し「絶対に反則してこい!」と挑発していた辻。試合は望み通りの反則祭りとなってしまった。

 10分過ぎ、辻は雪崩式スパニッシュフライ、ブレーンバスターボムを立て続けに決め、ジーンブラスターの体勢に入る。しかし、EVILが盾にしたレフェリーに誤爆。無法状態のリングにディック東郷とドン・ファレの侵入を許してしまった。

EVIL(奥)ではなく、レフェリーにジーンブラスターを誤爆してしまった辻陽太
EVIL(奥)ではなく、レフェリーにジーンブラスターを誤爆してしまった辻陽太

 数的不利をつくられ、急所攻撃を食らってしまうが、ここでセコンドについていた無所属の鷹木信悟と永井大貴も助太刀に訪れる。ローブローの乱打戦となり、6人全員がダウンしたところでサブレフェリーが到着し、仕切り直しとなった。

 辻はジャンピングニーからマーロウクラッシュを決め攻勢に出る。EVIL(変型大外刈り)をジャンボスープレックスで返すと、コーナー最上段からのゲレーロスペシャルを狙った。

 ところが東郷がレフェリーを引きつけている間に、再び乱入してきたファレのバッドラックフォールでマットへ叩きつけられてしまう。大ダメージを受けたままSCORPION DEATHLOCKに捕らえられると、レフェリーに試合をストップされて無念の敗戦となった。

 辻はノーコメントで控室へ。昨年準優勝の実力者の夏が、ここで終わってしまった。