オリオールズの菅野智之投手(35)は14日(日本時間15日)、本拠地ボルティモアでのマリナーズ戦に先発し、5回1/3を投げ、3安打1失点、2三振2四死球で、今季10勝目(5敗)をマークした。日本投手がメジャー1年目で10勝を挙げるのは昨年の今永(カブス)に続いて10人目で、36歳を迎えるシーズンでの到達は最年長だ。打者20人に81球。防御率4・13。チームは5―3で勝った。
初回一死、ネイラーに右翼フェンスまで運ばれるが、右翼手の新人ジャクソンが二塁へのストライク送球でアウトにすると、菅野も帽子をとって感謝を伝えた。続くロドリゲスは死球で二死一塁とするが、4番ポランコをスプリットで二ゴロに仕留め、初回を15球で無失点に抑えた。
2回は、この試合で唯一の四球を与えてしまうが無失点。3、4回は三者凡退。4回二死で5番スアレスに対し、この日最速の94・7マイル(約152・4キロ)のシンカーを真ん中低目いっぱいに決め、見逃し三振を奪うと、テレビの実況アナは「スガノ、これが最初の(奪)三振。スアレスは手が出ませんでした」と伝えた。
ここまで両軍無得点だったが、4回裏に暴投、一、三塁からの重盗、ジャクソンの適時打などで3点を先制した。
5回は先頭に二塁打されも無失点で抑えると。、その裏にヘンダーソンの適時二塁打、マウントキャッスルの犠飛で2点を追加し、リードを5点に広げる。
6回一死一塁で3番ロドリゲスには初球、カッターでストライクを奪った直後、試合途中から降り始めていた雨脚が強くなる。ずぶ濡れの菅野がマウンドを2度外すと、球審はピッチクロック違反を宣告し、カウント1―1に。ここでマンソリーノ監督代行がベンチを出て抗議に出ると、まもなくして雨天中断となった。
試合は2時間18分後に再開するも菅野は交代。2番手がロドリゲスに2ラン被弾し、菅野に自責点1が付いた。内容は悪くなかっただけに6回途中降板は残念だろう。
日本投手の1年目の最多勝利は2012年のダルビッシュ(レンジャーズ)、16年の前田健太(ドジャース)の16勝。どこまで迫れるか。オールドルーキーの活躍に期待だ。












