第107回全国高校野球選手権大会の第9日(14日)第2試合で沖縄尚学が〝2年生継投〟で鳴門(徳島)を3―0で下し、3回戦に進出した。
背番号10を背負った新垣有(2年)が先発し、5回を4安打無失点、8奪三振と好投すると、6回からエース左腕の末吉(2年)にスイッチ。4イニングを3安打無失点に押さえて〝零封リレー〟を完成させた。打っては2回に一死一塁から宜野座(3年)の適時打で先制し、9回にも一死満塁から宜野座が中前に2点適時打を放って試合を決めた。
比嘉監督は新垣有について「ちょっとストライク、ボールがはっきりしていたが、要所要所を変化球で空振りが取れてよかった。初回の失点率が高いのでゼロに切ったのが大きかった」とし、継投について「ゲームプラン的にも5回、6回を考えていた。センバツから末吉1枚では厳しいと、実戦を積ませてきた。よく我慢して成長した」と新垣有の力投を褒めた。
初戦で金足農(秋田)を相手に3安打完封をやってのけ、この日はリリーフで好投した末吉は「そこまでコンディションがよくない中でゼロを並べてよかった。疲れはなかったけど、調整ができていなかった。(新垣有が)しっかり5回を守ってくれたので自分もゼロを意識した。投手陣の目標であるスコアボードにゼロを並べるということがしっかりできた。まっすぐが一番よかったです」と振り返った。
センバツ2回戦では横浜(神奈川)に1点差で惜敗し、新垣有、末吉ともに横浜打線を止められなかった。指揮官は「センバツで1点の重さが分かったと思う。何とか1点を取り、点を与えない粘り強い野球をやる」とリベンジを誓った。












