オリオールズの菅野智之投手(35)は8日(日本時間9日)に本拠地ボルティモアでのアスレチックス戦に先発し、7回を5安打1失点4三振2四球の好投をみせ、今季9勝目(4敗)を挙げた。打者28人91球でストライクは56球。、防御率4・24に。チームは3―2で勝った。

 初回、先頭コーテスを初球のストレートで一邪飛、2番ルーカーには初球の内角シンカーで左飛に打ち取り、打席は今季メジャーデビューを果たし、23本塁打を放っている3番カーツ。カウント2―2からの5球目、内角低めの92・8マイル(約149・3キロ)のシンカーで見逃し三振。7球で三者凡退という上々の立ち上がりを見せると、味方打線はその裏、マスクを被ったラッチマンの2ラン、マウントキャッスルのソロで3点を先制する。

 2回二死後に四球で走者を許すが、7番バトラーをスプリットで力のない右飛に打ち取り無失点。3回は先頭から連打を浴び、無死一、二塁のピンチを迎えるが注文通りの二ゴロ併殺打で二死三塁。続くルーカーには死球を与えるが、3番カーツは85・9マイル(約138・2キロ)のスイーパーを内角低めいっぱいに決めて見逃し三振。テレビの実況アナは声のトーンを上げ「スガノ!カーツから2個目の見逃し三振」と伝えた。

 5回、先頭バトラーに左翼線へ落ちる二塁打を許し、その後ウリアスの犠飛で1点を返されるが5回を投げ終え、球数はわずか66。6回は一死からカーツに遊ゴロ内野安打、二死を奪って5番ソダーストロムに初球、78・4マイルのカーブを右前へ運ばれ一、二塁とされるが、続くハネズを遊ゴロ封殺に打ち取り無死点で切り抜ける。

 7回は先頭バトラーにフルカウントから四球を与え自軍ブルペンが動き始めるが、この後の3人を右飛、左飛、二ゴロに仕留め無失点で終えるとここで交代。2ストライクと追い込んでから粘らるケースもあったが、貫禄の投球だった。

 救援陣が8、9回で1失点で切り抜け、9個目の白星を手にした。