第107回全国高校野球選手権大会の第4日第3試合(8日、甲子園)は、センバツ王者の横浜(神奈川)が敦賀気比(福井)に5―0で快勝し、2回戦に駒を進めた。
王者の貫禄を見せつけた。先発・織田翔希(2年)は最速148キロの直球に多彩な変化球を織り交ぜながら、甲子園初完封。「100%楽しめました。夏投げられてこそ本物だと思うので、甲子園の舞台で完封できたのはよかったと思います」と笑顔をはじけさせた。
4回途中には悪天候のため、約1時間の中断を挟み、5回には味方の失策も絡んで一死満塁のピンチを背負った右腕。それでも、力強い直球で3番・長谷川(2年)を左飛に打ち取ると、左翼・奥村頼(3年)の好返球で三走を本塁タッチアウトに仕留めた。
疲れも見え隠れする試合終盤には、村田監督から「ここまで3年生もオマエのためにやってるのに、しっかりしないと。松坂(大輔)さんは200球以上投げていても、次の日も投げてきた。弱さなんか1つも見せてないぞ」とゲキも飛ばされた。2年生右腕は「自分も気の弱さがあったんですが、強くいっていただいて切り替えて投げることができました」と感謝した。
打線も初回から奥村頼の犠飛などで2点を奪取すると、2回にも奥村凌(3年)、織田の適時三塁打が飛び出し、さらに2点を追加。最後まで試合を有利に運んだ。
チームは第9日第3試合で綾羽(滋賀)―高知中央の勝者とぶつかる。












