巨人が5日のヤクルト戦(東京ドーム)に5―2で勝利。阿部慎之助監督(46)は2本塁打を含む4打数3安打4打点の活躍で勝利に貢献したトレイ・キャベッジ外野手(28)を〝阿部節〟で称賛した。
「キャベッジ劇場」となった。0―1の2回の攻撃で、先頭のキャベッジは相手先発ランバートから二塁打を放って出塁。その後無死一、二塁から、二走のキャベッジは坂本がレフトへ放った打球を見ながら二、三塁間の中間で待機。これを左翼・内山が猛ダッシュで捕球すると、すぐさま二塁へ送球。キャベッジは慌てて二塁へ戻ったが、帰塁はかなわずにタッチアウトの併殺打となった。
痛恨の走塁死に終わったキャベッジだったが、0―2の4回には右翼席へ一直線となる12号ソロを放ち1点差。〝汚名返上〟の大きな一発とすると、2―2で迎えた8回には二死一、二塁から荘司の投じた2球目・131キロのスライダーを完ぺきに捉え、これが12号の勝ち越し3ランとなった。
これには阿部監督も「いや、本当に素晴らしかったです」と助っ人の2発を称賛しながらも「うーん。まあ、2本打ったから素晴らしいんだけど、面白いなと思って。自分の頭より高いボール振ったり……面白いなと思って(笑い)」とキャベッジの打席での〝アグレッシブすぎる〟攻め方に困惑した表情も浮かべた。
ヒーローとなったキャベッジのほか、7回に同点ソロを放ったリチャードとこの日は大砲の活躍が光った。指揮官は「リチャードもそうだけど『ストライクを打つ』、これが一番難しいかもしれないですけど、(振ったボール球が地面から)畳1畳分くらいあるんじゃないかって…これは冗談だけど(笑い)。しっかりストライクを打てば打てるって本人も分かってると思うので、その辺を見極めてもらえれば。少しずつでいいので、学習してもらいたいなと思いますね」と〝阿部節〟をさく裂させながらさらなる成長を願った。












