女子プロレス「スターダム」の羽南(20)が、ワールド王者・上谷沙弥(28)に宣戦布告だ。3日に地元・栃木での凱旋大会となった真夏の祭典「5★STAR GP」レッドスターズAブロック公式戦で、元ワールド王者のビー・プレストリー(29)に快勝。勢いづいた羽南が、団体最高峰王者に敵意をムキ出しにした。

 ビーのパワーに苦しめられた羽南だったが、最後はバックドロップホールドで完璧な3カウントを奪った。故郷に錦を飾った羽南は「今日、凱旋大会でビーに勝てたことは、とても自信になりました。勢いに乗った私が5★STARを優勝して、夏の女になって帰ってきます。白いベルト(ワンダー王座)も巻く!」とファンに約束した。

 リーグ戦開幕直前には、飯田沙耶と保持していたゴッデス王座を極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコ&琉悪夏に奪われて陥落。さらに開幕戦から黒星発進となった羽南は、この日まで1勝1敗1分けだった。「ベルトをヘイトに取られて、開幕戦で負けてメンタルはどん底でした。なのにその後、1分で(月山和香に)勝ったり、仙台では(星来芽依と)15分ドローになって現実に引き戻されたり。気持ち的にものすごい波が大きい1週間でした」と振り返った。

凱旋金星の喜びを爆発させる羽南
凱旋金星の喜びを爆発させる羽南

 ビーに勝利して自信を取り戻した羽南は、次戦(6日、東京・後楽園ホール)は最も意識してきた上谷と対戦する。「上谷は中野たむとの引退マッチを乗り越えて、いま怖いものがないと思う。その上谷の安定感をどう崩すかが、私のポイントだと思ってます」と分析。

 そして現在スターダムの中心で、メディアの寵児となった上谷に対し「悔しいですけど、すごいなって思っちゃいます。しかも言い方難しいですけど、一人でベビーとヒールをやってるみたいな…。いま調子のいい上谷の視界に私は入っていないと思うので、上谷の対角には私がいるっていうことをもっと知らしめたい。今回勝ったら『ラヴィット!』(TBS系)のゲストとして、私も1回くらい出させてもらえたりしないかな…」とつぶやいた。

 ワールド王者から勝利を奪えば、一気にスターダムの頂点が近づくことは間違いない。「スターダムのど真ん中で、私が突き抜けた存在になる。上谷、そしてヘイトをぶっ潰して、正義が輝くプロレスにしていきます」と意気込んだ羽南が、団体最高峰王者の首を狙う。