女子プロレス「スターダム」のワールド王者・上谷沙弥(28)が、破竹の4連勝を飾った。

 真夏の祭典「5★STAR GP」レッドスターズAブロック公式戦(3日、栃木・ライトキューブ宇都宮夜の部)で月山和香(33)と対戦。最近はメディアにも引っ張りだこの上谷だが、リーグ戦では開幕から無傷の3連勝と勢いに乗っている。

 試合前にマイクを持った上谷は「沙弥様、最近ちょっと忙しくてお疲れだからさ。今日はお前のこと10秒で倒してやるよ」と宣言。すると、月山から「そうか…沙弥様はお疲れなのか。わかりました。月山が10秒で沙弥様を丸め込む! 奇跡を起こします!」と宣戦布告された。

 ゴングがなると、勢いよく月山の顔面にバイシクルキックを決めた上谷は、スタークラッシャーを狙ったが丸め込まれ決めきれず。その後も執拗に丸め込みを狙ってくる月山に追いつめられる場面もあったが、最後は力ずくで月山を持ち上げるとスタークラッシャーをズバリ。わずか40秒で3カウントを奪った。

 マイクを持った上谷は「40秒もかかっちまったじゃねえか。奇跡なんて起こらねえんだよ、バーカ!」と吐き捨てると「沙弥様がこの夏、赤いベルト(ワールド王座)を持ったまま全勝優勝してやるからな。こんなの当然だ」と言い残し颯爽とリングを後にした。

バックステージで月山和香(下)をイス扱いし、座り込む上谷沙弥
バックステージで月山和香(下)をイス扱いし、座り込む上谷沙弥

 先にバックステージに現れた月山が「勝てなかった…」と四つん這いになって悔しがっていると、そこに現れた上谷は「あ、ちょうどいいイスあるじゃん?」と月山の背中に鎮座。

 見えない汗を拭った上谷は「あー、今日は月山相手に40秒もかかっちまったよ。まあしもべたちも大盛り上がりしてたし、いい仕事しちゃったかな」と肩を回しながら控室へ消えていった。