競泳の世界選手権最終日(3日、シンガポール)、女子400メートル個人メドレーで成田実生(ルネサンス金町)が〝満開の花〟を咲かせた。

 2024年パリ五輪は同種目で6位に入ったが、メダルには届かなかった。21年東京五輪で個人メドレー2冠に輝いた大橋悠依さんのように「2個メも4個メも泳げる選手になりたい。最後まであきらめない泳ぎをして、応援を力に変えるレースができる選手になりたい」とリスタート。3月の日本選手権では個人メドレー2種目と200メートル背泳ぎを制した。 

 大橋さんも日本選手権後の取材で「得意の背泳ぎが、個人メドレーの中ではもうちょっと良くなる部分があると思う。そこを意識してやっていけば、夏もしっかり泳げるんじゃないかな」と期待のコメントを寄せていた。そして、この日の400メートル個人メドレー決勝は、積極的な泳ぎで銀メダルを獲得。自己ベストを大きく更新する4分33秒26で表彰台を勝ち取った。

 世界選手権直前の壮行会では「今までの最高結果を出す」と力強く宣言していた成田。有言実行のパフォーマンスで、その名を世界に刻んだ。