久々の勝利投手の味をかみしめた。広島は3日の中日戦(マツダ)に2―1で快勝。先発した高卒8年目右腕・遠藤淳志(26)が、6回2安打1失点の好投で、約2年ぶりの先発勝利を飾った。
試合前まで今季5試合は全てリリーフでの登板。20年には先発で5勝、22年にも4勝とスターターとしての実績も持つ若鯉は、与えられた役割をこなしながら〝抜擢〟の声がかかるのを待っていた。新井貴浩監督(48)は「真っすぐが強くなって、リリース時の強さも出ていた。どこかで先発させたいと思っていた」と救援登板時の右腕の姿を見て、この日の起用を決意し、遠藤は見事に応えてみせた。
投球は指揮官も太鼓判を押した140キロ台後半の直球を軸に、ストライク先行のテンポの良さも光り、無四球、6回を74球を投げ切ってのもの。1点リードしていた3回には先頭の伏兵・石伊に同点ソロを浴びたものの「次のバッターと切り替えて投げることができたので、ああいう結果につながったと思う」と胸を張った。
1―1の同点のまま鯉将から「交代」を告げられた直後の6回裏の攻撃で、末包の決勝弾も飛び出し、しゃにむに腕を振ったご褒美ともいえる今季初勝利もゲットした。
先発投手としては、23年4月6日阪神戦以来の勝ち星に「久々に勝てた」と感慨に浸りながらも「この1勝に満足してはいけないなと思って。また次、頑張りたい」と次戦を見据えていた。












