ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地シンシナティでのレッズ戦に5―2で勝利し、連敗を「2」でストップさせた。

 試合は同点の5回に飛び出した大谷の中堅への2点適時二塁打で決したが、打線全体としては一時の勢いが陰りを見せている。そうした中、デーブ・ロバーツ監督(53)は若手有望株のダルトン・ラッシング捕手(24)を2試合連続でスタメン起用。今年5月にベテラン捕手のバーンズを放出してまでメジャーに昇格させた〝逸材〟だけに、正捕手のスミスに休養を与える合間を縫って先発マスクを託している。

 ただ、スミスは2024年に33年シーズンまでの10年契約を締結。この日終了時点でも打率3割2分4厘、14本塁打、48打点と攻守にわたる活躍が目覚ましく、スミスが今後も長く扇の要を務めることが確実な情勢だ。そのため、ラッシングは出場機会が長期にわたって制限されることが濃厚。米メディアの間ではラッシングを一塁との併用するか、トレードで他球団へ移籍することも盛んに伝えられている。

 だが、ロバーツ監督にトレード放出する考えは全くないようだ。地元紙「ロサンゼルスタイムズ」の記者、ジャック・ハリス氏は自身のXに「彼が移籍するなんて考えられない」とラッシングのトレードを完全否定した指揮官の言葉を伝えた。

 すると、この発言にドジャースファンがSNSを通じて反発の声を上げた。「ラッシングにひどく失望しているのは私だけでしょうか? ドジャーストップの打撃有望株は打席のほぼ半分で三振。唯一のホームランは野手から打ったもの。この選手は本当にひどい」「攻撃面で何をしたと言うんだ?」「どこがナンバーワンの有望株なんだ? あの少年は打てない」「理解できない」。

 MLB情報を扱う「スポーツキーダ」が取り上げたファンの声が全てではないだろうが、ラッシングはこの日は3打数無安打で2三振。29試合に出場して打率2割(80打数16安打)、1本塁打、11打点で36三振を喫している。ルーキーイヤーとはいえ、トッププロスペクトだけにファンから向けられる目も厳しいものとなっている。