新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が19日の札幌大会で開幕。Bブロック公式戦でKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)がIWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(28)を撃破し白星発進を飾った。

 開幕前の17日に行われた全体会見で「お前はどこの道場出身だ? DDTのレスラー、そんなヤツがここに来て新日本プロレスに何をしに来た? カネが欲しいだけだろ? しっかりと痛めつけてお里に帰してやる」と挑発されたゲイブとの、因縁の公式戦。現在はともに米国・AEWでマットでも活躍する両者は、意地の張り合いを展開した。ゲイブの垂直落下式ブレーンバスターに竹下も人でなしドライバーから投げ捨て式ジャーマンを決めて一歩も引かない。

ゲイブ・キッド(手前)を絞め落とした竹下幸之介
ゲイブ・キッド(手前)を絞め落とした竹下幸之介

 パイルドライバーをカウント2で返した竹下は、O―KNEEを浴びながらもレッグトラップパイルドライバーだけは許さない。打撃戦から後頭部への強烈なエルボーを見舞うと、ゲイブの首をひねってからチキンウイングフェースロックで捕獲。ゲイブの動きが完全に止まったところで、レフェリーが試合を止めて竹下が勝利を収めた。

 試合後は意識が戻ったゲイブと乱闘を展開。竹下はバックステージで「完全に意識飛ばされたよ。でもよ、ラッキーだったのはそれを試合中に思い出せたことだ。だから、アイツの意識飛ばし返してやったよ、ゲイブ。気持ちよさそうに眠ってたな」とニヤリ。「この一戦限りでお前との物語は最初で最後にするつもりだったけど、どうやらまだまだやり足りねぇみてえだな。いいよ、決勝(8月17日、有明)で会おうぜ。俺と一緒にまだ見たことのない景色見に行こうや」と再戦を呼びかけていた。