新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が19日の札幌大会で開幕。Bブロック公式戦で「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(27)が前年度覇者にしてIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(37)から金星を挙げ、絶好のスタートを切った。
世界トップクラスのテクニカルレスラーを相手に、成田は徹底した左足攻めを展開。場外ではレフェリーの目を盗み、改良型プッシュアップバーでザックの膝裏を殴打するなど、手段を選ばずに痛めつけた。
フロントネックロックをジャックナイフ式エビ固めで切り返された成田は、ダブルクロスを阻止され、セイバードライバーで反撃を許す。さらに腕ひしぎ十字固め、スリーパーホールドとザック得意の関節技に苦しめられたが、レフェリーをコーナーに押し込んで視界を遮ると、急所蹴りで形勢逆転に成功。ダブルクロスからコーナー最上段に登り、地獄の断頭台をさく裂させて3カウントを強奪した。
前年度覇者にして最高峰王者を撃破という最高のスタートを切った成田は「どうしたチャンピオン。余裕ぶっこいてるのか? そんなんだからな、初戦落とすんだよバカヤロー。そのベルトな、持っていいのは俺だけなんだよ、バカヤロー」とニヤリ。悪に染まった新世代戦士が、いきなり大仕事をやってのけた。












