新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が19日の札幌大会で開幕。Aブロック公式戦で棚橋弘至(48)がタイチ(45)を下し白星発進を飾った。
来年1月4日東京ドーム大会での引退を控える大エースにとって、23回目にして最後のG1。敗者復活ガントレットマッチを勝ち上がってきたベテラン・タイチとの初戦は、互いの意地をぶつけ合う一進一退の攻防が続いた。
得意の足攻めでペースを握った棚橋はグラウンドドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕獲。スリングブレイドからのハイフライフローをかわされタイチ式外道クラッチに切り返されたが、カウント2で返していく。
15分過ぎには棚橋のドラゴンスクリュー連発にタイチが天翔十字鳳、アックスボンバーで応戦し一歩も譲らない。短距離アックスボンバーからバックドロップホールドを浴びながらも、執念で3カウントを許さない。
ならばとタイチが狙った雪崩式バックドロップを、棚橋はボディアタックで切り返す。ハイフライアタック2連発でタイチを追い込むと、最後はハイフライフローで激闘に終止符を打った。
メインを勝利で飾り7年ぶり4度目の優勝へ好発進した棚橋はリング上で「俺がどれだけこの札幌を待ちわびたか…メシがうまい! 観光に行ける! そして何より女性が美しいじゃないか。ただ! ここから言うことが大事。現在、G1クライマックス真っ最中。初戦、勝ったよ。どうしよう、どう思う? 今年のG1クライマックス、ちょっくら優勝してきます。ありがとう。すごいエネルギーもらった」とファンに感謝。最後は代名詞の「札幌の皆さん! 愛してま~す!」で大会を締めくくった。
バックステージでは「ペース配分できるほど器用でもないし、最初から100%で行くと決めて臨んで。泣いても笑っても、最後のG1と分かってるから。全力で、一片の悔いも残さずに、最後まで全力で駆け抜けるから。待ってろ、G1」と堂々と宣言。100年に一人の逸材は、ラストG1で有終の美を飾れるのか――。












