カブスの鈴木誠也外野手(30)は18日(日本時間19日)に本拠地シカゴでのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、初回に7試合ぶりの本塁打となる26号3ランを放ち、4打数2安打3打点、1得点だった。打率2割6分5厘。チームは4―1で勝った。

 後半戦開幕戦で鈴木が地元ファンを大熱狂させた。初回無死一、二塁、右腕ジオリトの初球、外角高めの93・5マイル(約150・5キロ)のフォーシームを完璧に捉えるとファンは総立ち。角度26度、打球速度105・7マイル(約170・1キロ)の弾丸ライナーは中堅左の観客席に飛び込んだ。

 26号先制3ランは飛距離389フィート(約118・6メートル)。これでシーズン43発ペースとなり、日本選手ではドジャースの大谷翔平投手(31)に次いで2人目、右打者では初の40本台が見えてきた。打点も80に伸ばし、ナ・リーグトップに立った。こちらはシーズン133打点ペースだ。

 3回一死無走者はカウント2―1からの4球目、真ん中の85・1マイルのスライダーをライナーで左翼線に運んだ。

 3―1の5回一死一、二塁はカウント1―2から8球目のチェンジアップを打って遊飛。4―1の7回一死無走者は3番手の左腕ベルナルディノの真ん中高めの89・7マイル(約144・4キロ)のシンカーを角度24度、打球速度103・1マイル(約166キロ)で中堅へ高々と打ち上げるもフェンス手前で中堅手が捕球。飛距離393フィート(約119・8メートル)の大飛球に客席からため息が上がった。

 前半戦は95試合に出場して打率2割6分3厘、いずれもキャリアハイの25本塁打、77打点をマーク。ナ・リーグ中地区で首位を快走するチームを支えたが、オールスター戦に選出されず、米国でも異論が噴出していた。そのモヤモヤを晴らすように後半戦、初スイングでいきなり先制弾、2打席目に左翼線安打とマルチ安打でスタートした。レギュラーシーズンは残り65試合。どんなパファーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。