ナ・リーグのMVP争いは、ドジャースの大谷翔平投手(31)とカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手(23=PCA)のマッチレースの展開になりそうだ。
2人はいずれも地区首位の原動力となる働きを見せている。本命視されてきた大谷は打率2割7分6厘、32本塁打、60打点、12盗塁、出塁率3割8分2厘。投手として5試合、9イニングを投げて防御率1・00と二刀流で好成績を残している。一方のPCAは打率2割6分5厘、25本塁打、71打点、27盗塁、出塁率3割2厘と頭角を表した。
大谷有利は動かないとはいえ、米メディア「CBSスポーツ」は「大谷がMVP候補でリードを保っているのは攻撃力に加えて投手力強化を果たしているからだ。しかし、現時点で9イニングだけだ。ドジャースの97試合で9イニングを投げたことで本当にどれほどの価値が得られただろうか。大谷がフルタイムの二刀流だったころ、MVP受賞の根拠は攻撃面と両方における価値に焦点が当てられていた」と疑問を投げかけている。
対してPCAは走攻守の総合力を評価し「走塁と守備を見れば彼がランキングトップに立つ可能性がある。カブスの外野の半分以上をカバーするが、大谷は守備をしない。盗塁もPCAが27で大谷は12だ。打撃は大谷の方が優れているが、その差は大きいのだろうか。優れた守備力と走塁力を持ち、打撃でもそれほど劣っていない。WAR(総合的な勝利貢献度)はPCAの方が高い」と分析。新風を巻き起こす若き天才と二刀流の大谷が後半戦でどんなデッドヒートを見せるか。











