MLBのオールスター戦は15日(日本時間16日)にアトランタで開催され、ナ・リーグの先発投手を怪物右腕、ポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)が務める。

 スキーンズは昨季の新人王で今季はチームの低迷により、20試合の登板で4勝8敗と勝ち星こそ伸ばせていないが、圧巻の防御率2・01でリーグトップに立つ。

 12日(同13日)にはナ・リーグを率いるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)から直接電話をもらい「2025年のナショナルリーグのスターティングピッチャーに君の名前を書こうと思っている」とラブコール。スキーンズは「うれしいです。光栄です」と迷いなく快諾すると、会話もよどみなく進んでいき「おめでとう、ポール」「またすぐに会おう」、「イエッサー」「ありがとう、ドック(ロバーツ監督の愛称)」など終始和やかなムードでやりとりが行われた。

 この模様はMLB公式Xなどで動画配信されたが、いかんせんスキーンズは米メディアの間でトレードがささやかれ、移籍先の候補にドジャースも挙げられている真っただ中だ。

 スペインの有力紙「マルカ」は13日(同14日)、2人の流れるような会話と反響の大きさもあって「このやりとりを将来、ドジャースと契約する『サイン』とみるファンの間でさまざまな臆測を呼んでいる」「この動画がXでシェアされ、SNSで臆測や願望が爆発的に盛り上がった。多くのドジャースファンはロバーツ監督と意気投合したスキーンズとの契約を夢見るようになった」と報じた。

 パイレーツは39勝58敗で同リーグ中地区の単独最下位。怪物エースがドジャースに電撃加入する布石となるのか…。