ロシアで100人以上の女性を強姦し殺害したとして、内務省が100万ルーブル(約188万円)の報奨金を懸けて追い続けた〝オルスクの狂人〟ことヴァレリー・アンドレーエフ容疑者(68)とみられる死体が発見された。ロシアメディア「レンタ」が先日、報じた。

 トラック運転手のアンドレーエフ容疑者は、2006年から2012年にかけてオレンブルク州で100人以上の少女や女性の誘拐、強姦、殺害に関与したとされるシリアルキラー。少なくとも7人の殺害が確認されている。

 内務省が100万ルーブルの報奨金を約束して指名手配している〝最も危険な犯罪者11人〟のリストに入っている。ロシアメディアは、故郷のオルスク市にちなんで〝オルスクの狂人〟〝オルスクのチカチーロ〟と呼んでいる。

 白骨化した死体は5月にノヴォトロイツク近郊の貯水池の岸辺で発見された。おそらく溺死したと考えられる。捜査委員会はまだアンドレーエフ容疑者と断定していないが、合成スケッチと歯のすべてが金歯であることから、可能性が高いと考えられている。

 アンドレーエフ容疑者は、2012年6月、18歳の少女が失踪した事件で容疑をかけられた。7月に拘束されたが、逮捕の根拠が不十分だったため、釈放され、そのまま逃亡した。

 所有する車、ガレージ、会社のトラックなどがすべて捜索され、複数の血痕、DNAが発見された。また、多くの女性用下着、ヘアピン、その他多数の髪飾りや衣服、アクセサリーが発見された。アンドレーエフ容疑者がトラックで長距離輸送を行っていた幹線道路沿いでは、100人以上の少女や女性が行方不明になっており、容疑者の関与が疑われている。