新日本プロレスの棚橋弘至(48)が、同じ岐阜県立大垣西高校野球部出身のドラゴンゲート・吉岡勇紀(30)に自身の必殺技「ハイフライフロー」を託した。
来年1月に現役を引退する棚橋はドラゴン・キッドからの要請を受け、ドラゴンゲートの年間最大興行(13日、神戸ワールド記念ホール)に出場。キッドとタッグを組み、吉岡&ドラゴン・ダイヤと対戦した。
棚橋コールで歓迎されると序盤から吉岡にサンセットフリップを繰り出し、ドラゴン式張り手をズバリ。攻めの姿勢を貫いた。
だが、7分過ぎ吉岡&ダイヤからトペコンヒーロの二重奏をくらった棚橋とキッドは場外で倒れ込みピンチに。リングに戻された棚橋は吉岡からフロッグスプラッシュをくらい悶絶した。
それでもキッドと合体式雪崩式フランケンシュタイナーを吉岡に炸裂し流れを奪った棚橋はスリング・ブレイドを発射。最後は棚橋がハイフライフローを吉岡に決め完璧な3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った棚橋は「今日戦った吉岡選手は僕と同じ高校、同じ野球部出身。この縁をしっかり大切にしたいので、今日は1個決めたことがあります。吉岡選手が使うフロッグスプラッシュはハイフライフローと同じ形じゃないですか? もしよかったらハイフライフロー使ってくれ」自身の必殺技を同郷の後輩に託す決意をした。そして「俺が来年1月4日に引退した後も吉岡選手がハイフライフローを使い続ける限り、この技は生き続けるからな。頼んだぞ」と声をかけると感極まった表情を浮かべた吉岡と握手を交わした。
吉岡、ダイヤの健闘をたたえた棚橋は「吉岡、ドラゴンゲートのエースになれよ!」とエールを送り最後は「愛してま~す!」と絶叫しリングを下りた。
バックステージで吉岡は「正直、リング上で聞いたばかりですごくびっくりしている。ですが、ハイフライフローの名に恥じないように、必ずドラゴンゲートのエースになってみせます。そして後楽園も地方の会場も全てお客さんでいっぱいにして、新日本に並ぶぐらいドラゴンゲートを有名にしたいと思います」と意気込んだ。













